米国の小学校で伝統的な子供たちの遊びである「鬼ごっこ」を禁止する動きが目立っている。子供のケガ防止か、外遊びによる健全育成かで論議を呼んでいる。背景には、ケガをした場合の責任を回避したいという教育現場の保身があるようだ。
米国では数年前から、ドッジボールを危険なスポーツとして禁止する小学校が増加する傾向にある。サウスカロライナ州チャールストンでは、接触プレーのあるサッカーやタッチフットボールにまで対象が広げられている。
遊びに夢中になった子供たちがぶつかったり、タッチではなく相手を叩くなど、けがにつながりかねないというのが禁止の理由。事故防止に加え、けがをした場合の学校の責任問題が背景にあるようだ。子供のけがが減少すると禁止措置を歓迎する父母もいるという。
教育問題を専門とする大学教授らはUSA TODAY紙上で「自由な遊びを通して子供たちは交渉術や問題解決の仕方を学ぶ」「遊びの時間は子供たちにとってウエートコントロールという面でも重要だ」として、拡大の兆しを見せる鬼ごっこ禁止措置に異議を唱えている。
スピードネーター : 小学校で「鬼ごっこ」禁止の動き 責任と育成で揺れる教育現場 (via petapeta) (via ryoz)